今月は、香川県内で多く栽培されている「極早生（ごくわせ）みかん」についてご紹介いたします。

極早生みかんは、皮の色にまだ緑が残っており、酸味も感じられるのが特徴です。1口に極早生みかんと言っても品種は沢山あります。当社では「日南の姫（ひなのひめ）」「日南1号（にちなん）」「上野」「楠本早生」「ゆら早生」といった品種の取り扱いがあり、リレーしながら10月末まで出荷されます。

極早生みかんの中でも「ゆら早生」は、10月中旬から11月上旬まで出回り、食味も良いことから品種名を出してブランドとして販売を行っています。

今年の極早生みかんについて生産者へ確認すると、昨年は不作だったが今年は十分な量が確保できると話していました。みかん作りは、夏場の気温が高い時期から栽培管理を行っています。灌水をするにも、施設がない方は自分で行わなければならないため、大変苦労しています。また肥料など、研究を行い食味の良いみかんを作ろうと努力をされています。

今年は、例年より小玉傾向で出荷が始まっていますが、9月以降　雨も少なく食味が日に日に良くなってきています。秋も深まるこれからの時期、香川県産みかんのご購入をご検討のほどよろしくお願いします。

営業第５グループ　三芳