高松青果株式会社

代表メッセージ

いよいよ令和7年春、青果棟が移転します。耐震などの問題により、数年前から準備されていた新しい野菜、果物の流通基地が朝日町三丁目に誕生します。現在の建物がある瀬戸内町に高松市中央卸売市場が誕生して50年以上たちますが、待望の新青果棟です。
世界的な気候変動の中、新青果棟では、売り場全体を閉鎖型とし、夏場の猛暑や冬場の低温対策を取ることができるよう設計されています。これは、商品にとって良いというのは当然ですが、そればかりではなく、「働く人にも優しい環境」を提供してくれる場所となります。また、(弊社単独ではすでに対応済ではありますが)市場内のフォークリフト等は基本すべて電動となり、こういった点でも環境に優しい、SDGsの流れに即した場所に生まれ変わります。
弊社独自の施設としては、複数名で調理のできるキッチンを設けるとともに、食堂というよりもダイニング&リラックススペースを広くとることとしています。ゆったりと食事をとれるということだけではなく、新しく出荷が始まった商品の調理や試食などができる場所でもあり、業務の合間にはリフレッシュ空間として、また、ちょっとした打ち合わせにも利用できる複合スペースとして活用してもらえると期待しています。
青果にかかわらず、流通、物流が激変する中、この場所は「令和の時代にふさわしい地域の青果物流通の拠点」を目指すものであり、かつ、「そこで働く人が100%の能力を発揮できる場所」にしなければならないと考えています。どうぞご期待ください。

代表メッセージ

移転マップ

移転マップ

計画概要

所在地 高松市朝日町3 丁目外1 町 地内
敷地面積 50,470.77㎡
用途地域 用途地域 工業専用地域、臨海地区(工業地区)
その他地区等 法22条地域 高潮浸水想定区域
延床面積(庇下除く) 約13,000㎡
階数 地上2階
構造 鉄骨造
設計 梓・森設計共同企業体

基本コンセプト

01

機能向上を図る整備

  • HACCPの考え方を取り入れた衛生管理を行い、コールドチェーンシステムの確立を実現するため、適切な温度管理ができる閉鎖型施設
  • 場内物流の効率化を図るため、合理的で利便性の高い導線計画
  • クリーンで環境負荷の少ない施設
02

適正規模での整備

  • 持続可能な市場運営に向けたイニシャル・ライフサイクルコストの縮減
03

市民に親しまれる施設としての整備

  • 市場見学・イベント開催などに対応できる施設

イメージ写真

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※高松市より資料提供

整備スケジュール(予定)

整備スケジュール(予定)

※高松市のHPより抜粋