2023年 12月
小原紅早生みかん
12月は香川県産の小原紅早生みかんをご紹介します。
小原紅早生みかんは1973年に五色連山の麓にある小原幸晴さんのみかん園で「宮川早生」という品種の中から突然変異で果皮が紅色をしたものが発見されたのが始まりです。
香川県の農業試験場などで調査を行い、平成5年に品種登録された香川県のオリジナル品種です。
今年は花芽が多く、表年回りとなっています。生育状況としては、夏の暑さの中、冠水施設の無い園地の方々は水を運びながら対応しました。しかし、暑さの影響は強く今年は小玉が多くなっていますが味は良く仕上がっています。
小原紅早生みかんのランクは3段階あり、糖度12.5度以上が「さぬき紅」11.5度以上は「金時紅」に選果、選別されます。今年は「金時紅」の等級が多くなる見込みです。小玉傾向ではありますが味の良い小原紅早生みかんが多く出回ります。
小原紅早生みかんは、カロテノイド色素の1つで抗酸化作用のあるβ-クリプトキサンチンが多く含まれていると言われています。
見た目よし、味よしの小原紅早生みかんを贈り物やご家庭用に是非ご購入をご検討ください。
営業第5グループ 三芳