高松青果株式会社

2026 1

まんば

香川県を代表する冬の伝統野菜「まんば」は、高菜の一種で、県内全域で栽培されています。出回る時期は例年11月から3月頃までで、寒さにあたるほど葉が紫色を帯び、甘みと柔らかさが増すのが特徴です。

ほうれん草や小松菜と違い、一度収穫して終わりではなく、株の外側の葉を摘み取ると内側の葉が育ち、何度も収穫できるため「万の葉(まんば)」と呼ばれるようになりました。

葉は大きく、収穫時には5枚ほどを束ねて市場に出荷します。ほとんどが露地栽培のため天候に左右されやすいものの、近年は他の葉物野菜に比べて出荷量が増えています。ビタミンCや鉄分が豊富で、栄養価の高さも魅力です。

今年も例年通り順調に生育しており、夜間の冷え込みを受けてうまみが増し、この季節ならではの味わいに仕上がっています。

まんばは香川県の地産地消を象徴する野菜で、学校給食にも登場するほど身近な存在です。代表的な食べ方は「まんばのけんちゃん」ですが、焼きそばや餃子、チャーハンなど中華風のレシピと相性が良い野菜です。キャベツや白菜を使う感覚で加えると、味に深みが出て美味しいですよ。さらには煮物、スイーツにも応用できる万能野菜です。

香川に冬の訪れを告げるまんば。ぜひこの季節ならではの味わいを楽しんでみてください。

高松青果 営業部

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