高松青果株式会社

2026年 10月

ゆら早生みかん

香川県の露地みかんは、9月の極早生みかんを皮切りに、早生・中生・晩生・貯蔵みかんへと旬が移り変わりながら、半年以上にわたって季節ごとの味わいを楽しむことができます。

その中でも、秋の訪れを告げる人気品種が「ゆら早生みかん」です。
「ゆら早生みかん」は「宮川早生」の枝替わり品種で、和歌山県由良町で発見されました。
県内では高松市をはじめ、坂出市・三豊市・観音寺市を中心に栽培されています。
出荷時期は10月上旬から11月上旬ごろで、極早生みかんの中ではやや遅めです。

果皮に緑色が残るうちから糖度が高く、ほどよい酸味とのバランスに優れているのが特徴です。
また、内袋が薄く食べやすいため、毎年この時期を楽しみにしているファンも少なくありません。
こうしたおいしさと品質の高さが評価され、香川県オリジナルブランド「さぬき讃フルーツ」の推奨品目にも登録されています。
近ごろでは、店頭で品種名を見かける機会も増えてきました。

今年のゆら早生みかんは、夏場に晴天が続いた影響でやや小玉傾向ですが、その後まとまった雨に恵まれたことから、今後の生育によっては、中玉サイズになることも期待されています。
一般的に小玉のみかんは甘みが凝縮されやすく、濃厚な味わいになる傾向があるため、サイズによる味わいの違いを楽しむのもおすすめです。

一方、今年はみかんの「裏年」にあたり、生産量は平年をやや下回る見込みです。
年末に向けて流通量の減少も予想されますが、品質は良好で、甘みと酸味のバランスに優れた仕上がりとなっています。

みかんシーズンの始まりを彩る「ゆら早生みかん」。
秋の味覚のひとつとして、この時期ならではの爽やかな酸味と濃厚な甘みをぜひお楽しみください。

高松青果 営業部

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