【香川県特産　金時にんじん】
　金時にんじんは一般的なオレンジ色の西洋にんじんと比べ味が濃く、甘く柔らかいのが特徴です。鮮やかな紅い色が特徴で目出度いおせち料理やさぬきの白味噌雑煮に好まれ、これから年末にむけて需要が高まり、当社では入荷量の最盛期を迎えます。砂地での生育が適している為、坂出市・観音寺市で多く栽培されています。
　また、年末年始を彩る食材としてだけでなく、寒い時期の温かいシチューやカレー・味噌汁など様々な普段の料理にも色を添えてくれます。当社社員も晩酌の肴とサラダを作ってみましたのでご覧ください。濃い紅はあたたかさを食事に運んでくれることと思います。
【見渡す一面が金時にんじんの畑】
　坂出市での栽培風景です。8月に種まきをおこない、11月上旬より出荷が始まっています。本年は猛暑であったため、水やりに苦労したとのことです。概ね順調に生育しています。なんと長さは30センチほどまで成長するのですよ。
【収穫したばかりの金時にんじん】
　収穫作業をおこなう前に圃場に水をまき収穫作業に取り掛かります。1本1本生産者が丁寧に引き抜いて、鎌で葉を切り落とし収穫をおこなっていきます。

今回当社社員が金時にんじん特有の甘さ・柔らかさを生かした料理を作ってみました。

「金時にんじん　お酒のお供」
　金時にんじん　半分
　にんにく　2かけ
　ごま油　大さじ2
　中華の素（顆粒）大さじ1
　塩少々
　ブラックペッパー　適量

作り方
１　金時にんじんは食べやすい長さ、ピーラーでむく。にんにくはみじん切りにする。
２　ごま油をひいたフライパンを熱し、にんにくを炒め、香りがでてきたらレンジで2分程度加熱した金時にんじんを加えて強火で1分炒める。
３　中華の素 大さじ1、塩 少々を加えて2〜3分炒めて完成。
４　お皿に盛り付け、ブラックペッパーをふる。

ニンニクとごま油の香ばしい香りが食欲をそそられます。金時にんじんは熱を加えることでさらにきれいな色となります。

「金時にんじんのツナマヨ和え」
　金時にんじん　半分
　ツナ缶　1缶
　しろすりごま　大さじ２
　めんつゆ濃縮2倍　大さじ１
　マヨネーズ　　　大さじ1
　ごま油　　　　大さじ１
　砂糖　　　　　大さじ半分

作り方
１　金時にんじんは皮をむき、食べやすいサイズにする。耐熱容器に入れ、電子レンジ600wで加熱する。(約3分)
２　残りの材料と和えてお皿に盛りつけて完成。

調理が簡単ですぐにできる料理となっています。マヨネーズの酸味と金時にんじんの甘さがやみつきになります。

どちらも簡単かつおいしく食べられる料理なので、ぜひお試しください。