高松青果株式会社

2021 4

春きゅうり

【香川県産きゅうりの特徴】
今月は、3月から出荷が始まっている春きゅうりを紹介します。きゅうりは年中出回っていますが、香川県産のきゅうりは3月頃から12月にかけて出回ります。植え付けは早くは、2月下旬頃から始まり、3月末頃までにほとんどが植え付けを終えます。2月~3月にかけてはまだ寒さも残る為、定植後はビニールハウスの中で暖房を焚き、ビニールをかけをし、温度管理をします。胡瓜が成長する始めの1ヵ月の管理が大事だとされています。植え付け後、約40日~50日程で収穫され、市場へ出荷されます。香川県の胡瓜は3月~7月までビニールハウスで栽培される春きゅうり、6月~10月まで露地きゅうり、9月~1月まで抑制きゅうりの出回りとなっています。

【生産者の苦労】
当社に出荷されている生産者にお話を伺ったところ、夏場のきゅうりと違い、日照時間が短く、温度も低いため定植から収穫まで日にちがかかり、その間の温度管理、病害虫の予防に気を付けているとのことです。その間の管理次第で7月までの収穫量が大きく変わってくるとのことです。また、5月になれば気温も高くなり、朝、晩の1日2回収穫をするようになるので、休む暇もなく、ハウスの中の温度も40度近くまで上がり大変とのことです。

【おすすめの食べ方】
生産者(穴吹さん秘伝)きゅうりのビール漬け

●材料
1.きゅうり・・・5Kg

2.白砂糖・・・1Kg

3.ビール・・・650cc(発泡酒不可)

4.塩・・・1カップ

5.からし・・・40g((株)山清の鬼からし)←お勧めとのことです

●作り方
①きゅうりを水洗いし、水気を布巾等で拭き取ります。

②ボールに「材料」2.3.4.5を入れ、よくかき混ぜます。

③②にきゅうりを1cmくらいの輪切りにしたものを少しずつ入れよくまぶし、ビニール袋に入れていきます。

④最後に落し蓋をして、重石(2kg~3kg)をしてビニール袋の口をしめます。漬け汁が上がってくると重石をのけて冷蔵庫に入れます。

野菜部 芝野 拓也

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