2021年 10月
鳴門金時
「食欲の秋」ということで食べ物がおいしい季節がやって参りました。メディアでは様々な秋の味覚が取りあげられ、収穫体験を楽しむ子供たちやスイーツ等でさつまいもを目にする機会も増えてきたのではないでしょうか?
みなさんは10月13日に「さつまいもの日」が制定されていることはご存じでしょうか?さつまいものことを栗(9里)より(4里)うまい13里(9+4=13)と呼ぶことから川越いも友の会が制定しました。江戸から13里離れた川越のさつまいもがおいしかったことから言われるようになったそうです。
そんなさつまいもですが、お隣の徳島県で栽培されている「鳴門金時」はとても有名です。徳島県産鳴門金時は徳島県の温暖な気候と海のミネラルをたっぷりと含んだ砂地で栽培され、鮮やかな紅色でホクホク感のある後味の良い甘さと、冷めても美味しいのが特徴です。鳴門金時は夏場から収穫が始まり、10月に収穫の最盛期を迎えます。
生育が盛んな時期になると、蔓が四方に伸び、これを放置してしまうと、蔓に栄養がいってしまい芋が大きくならないため、「つる返し」という蔓を剥がす作業を行うそうです。この作業はおいしいさつまいもを作るためには欠かせないものとなっています。収穫されたさつまいもは土と蔓がついたまま貯蔵され、出荷の際にそれらを取り除きます。
10月のさつまいもは収穫から間もないため、水分量が多めです。そのため焼き芋はもちろんのこと調理をすることでより美味しく食べることができます。さつまいもの旨味を活かした「サラダ」と「グラタン」のレシピを掲載していますので、秋の食卓を彩る一品としてぜひお試しください。
●さつまいものポテトサラダ
材料 さつまいも 1本
クリームチーズ 個包装のものを3つくらい
ベーコン 5枚くらい
マヨネーズ 大さじ3くらい
塩コショウ・ブラックペッパー お好みで
① さつまいもを洗って皮ごとサイコロ状に切る。
② 切ったものを耐熱容器に入れ、電子レンジで600Wで3分加熱する。
③ 1㎝幅ほどに切ったベーコンをフライパンで焼き目がつくくらい焼く。
④ さつまいもとベーコン、マヨネーズを混ぜる。(さつまいもが崩れ過ぎないように注意しながら)
⑤ サイコロ状に切ったクリームチーズをいれて軽く混ぜ、ブラックペッパーと塩コショウで味を整える。
⑥ 皿にもりつけて完成。
●さつまいものグラタン
材料 さつまいも半分
ピザ用チーズ お好みの量
塩コショウ・パセリ お好みの量
A 玉ねぎ8分の1
バター 20g
牛乳50ml
ベーコン2枚
① 縦半分に切ったさつまいもにラップをかけて、電子レンジで600Wで3分半加熱する。
② ベーコンをフライパンでカリカリになるまで焼き、玉ねぎもキツネ色になるまで炒める。
③ 加熱したさつまいもを皮から外し、別の容器にいれ、Aと混ぜる。
④ 混ぜたものを皮に戻し、ピザ用チーズをかけてオーブンで焼き目がつくまで焼く。
⑤ パセリを振りかけてさらに盛り付けて完成。
営業部 笠井