2023年 2月
菜花
11月上中旬から出荷が始まります。12月から出荷量が増え、3月上旬頃までが旬の時期です。
菜花はアブラナ科で、つぼみ、花茎、若い葉を食べる野菜です。8月下旬から10月にかけて種まきをします。今年はその時期の天候が不安定だったことから出荷開始がやや遅れましたが、現在は順調な出荷となっています。
菜花には、早生、中生、晩生の収穫時期の違う品種があり、これらを組み合わせて栽培することで長期間の出荷が可能になっています。早生品種は色が淡く、苦みが少ないのが特徴です。中生、晩生品種は色が濃く、ほろ苦い味が特徴です。
定番の食べ方は、「おひたし」や「からしあえ」です。茹でる時は、茎、葉、つぼみで切り分け、最初に茎を茹でます。茎に爪がたつぐらい柔らかくなったところで、葉とつぼみを入れて茹でます。
菜花を栽培されている高松市牟礼町のよしよしアグリさんに、おすすめの食べ方を教えていただきました。ひとつめは、鍋です。春菊と同じように、鍋の最後に入れてさっと火を通します。シャキシャキとした食感を残すのがポイントです。もうひとつのおすすめは、にんにくとベーコンを入れた菜の花のペペロンチーノ風パスタです。菜花は油との相性がよく、苦みがマイルドになり、とてもおいしくいただけます。旬のこの時期に、ぜひご賞味ください。
営業部第2グループ 水井