【鳥取県産 砂丘らっきょう】

６月に最盛期を迎える鳥取県産「らっきょう」を紹介します。鳥取県産の中でも県東部に位置する福部町は鳥取砂丘に隣接しており、日本屈指のらっきょうの大産地です。その鳥取砂丘の一部で栽培されており、「砂丘らっきょう」とも呼ばれています。

【栽培について】

７月下旬から８月末頃にかけて植え付けを行います。鳥取県の夏は湿気が多く、気温も高いのが特徴です。植え付け作業は１玉１玉手作業で行い、多い方では１日平均１万球を植え付ける方もいます。砂丘畑で地表温度もかなり上がるので、体への負担が大きいです。
秋になると紫色の花を一斉に咲かせ、砂丘畑一面が紫色に染まります。「砂丘のラベンダー」とも呼ばれています。

【らっきょう料理】

最近はらっきょうを使ったレシピも多く紹介されるようになり、簡単な料理だと「らっきょうキムチ」があります。酢漬けのらっきょうとキムチを和えるだけなのですぐに作れ、ビールにもとても合います。これから気温も上がり、夏バテ予防にもつながります。

【今後の出荷について】

３月以降の気温も高く、天候にも恵まれたことで順調な出荷が見込まれています。わずか１か月という短い期間しか出回らない「砂丘らっきょう」を食べてみてください。

営業第３グループ　生橋