高松青果株式会社

2016 6

モロヘイヤ

 モロヘイヤは中近東が原産の緑黄色野菜で、砂漠地帯でも生育する貴重な野菜として5000年以上前から栽培されています。クレオパトラが愛した野菜ともいわれ、栄養価が大変高く、アラビア語で「王様の野菜」ともいわれています。日本に導入されたのは1980年代と比較的新しい野菜で、夏場に栽培できることもあり広く普及しました。
 香川での主な産地は東かがわ市大内町、丸亀市岡田町、観音寺市大野原町などですが、特に大野原町では約30名の生産者が部会を作り、約1haの作付面積で栽培されています。栽培講習会を重ね、香川県農業試験場とも連携し、新たなオリジナル品種(葉の赤みが少なく緑色の濃いもの)の品種改良にも取り組んでいます。また、良品づくりの方策として圃場をソルゴー(土壌改良用として植えるコーンに似た作物)で囲い、風よけ、虫よけとして取り組むなど、積極的な部会活動を行っています。
 モロヘイヤは匂いや、苦みなどほとんどなく、醤油や酢などの日本の調味料ともよく合うので軽く湯がいて、おひたしなどでもおいしく召し上がれます。上記部会長の大麻さんにお勧めの食べ方をお聞きすると、バナナとモロヘイヤのスムージーがお勧めとのことでした。また、葉をフライパンなどで乾煎りし、お茶としても飲むそうです。ぜひ、お試しください。
 6月からは露地栽培の出荷が始まり、梅雨明けから8月ごろまでが出荷のピークとなります。どうしても夏場は緑黄色野菜が不足しがちになるので、βカロテン、カルシウム、ビタミン、食物繊維など栄養豊富な夏野菜、香川県産モロヘイヤをぜひ召し上がってください。

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