高松青果株式会社

2017 6

ラッキョウ

 5月下旬から6月にかけて出荷される鳥取県福部産のらっきょうを紹介します。

【この時期になると・・・】
 毎年、出荷が始まる時期が近づくと、「いつから始まるの?今年の作柄は?」とお客様からの問い合わせが殺到します。毎年心待ちにされている方がたくさんいらっしゃるということのあらわれです。

【特徴】
 国立公園鳥取砂丘に隣接した砂丘畑地帯で栽培されています。身が締まっていて、食感の「シャキシャキ感」が良く、らっきょうの外観が白いことが特徴です。生産地の特性により、高い品質と評価を獲得した産品として認められ、2016年に地理的表示(GI)に「鳥取砂丘らっきょう・ふくべ砂丘らっきょう」として登録されました。
※地理的表示保護制度について
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/index.html
 地理的表示産品の販売に際しては、包装資材やポップにGIマークが表示されており、登録産品であることが一目で分かるようになっています。

【らっきょうの四季】
《夏》:らっきょうの植え付けは7月下旬から9月上旬にかけて行われます。時には砂の温度が60℃を超えるような過酷な環境の中、種球を一球ずつ手で植え付けます。
《秋》:10月下旬頃には花を咲かせます。紫色で彩られた砂丘畑の景観は見事です。毎年この時期に、「鳥取砂丘らっきょう花マラソン」が開催されます。
《冬》:今年は2月上旬に鳥取市に大雪が降り、らっきょう畑にも大量の雪が積もりました。生育の遅れ、病気などが心配されましたが、らっきょうの強い生命力と産地の方々の管理によって、平年並みの出荷に回復しました。
《春》:気温の上昇とともに葉が茂り、畑は一面緑に包まれます。実が肥大しながら充実してゆき、収穫期を迎えます。今年は5月25日に初出荷となりました。

【らっきょう漬けにチャレンジ!!】
 らっきょうを本漬けにする場合は、塩漬けに2週間、塩抜きに一日かかります。塩漬けにするのは、乳酸発酵を促すためで、このことにより、うま味が増します。「これは時間と手間がかかるなあ」という方には、簡単漬けをおすすめします。塩漬けの工程を省いた漬け方ですが、十分においしくいただけます。冷蔵庫で保存すると、1年以上シャキシャキとした食感がもちます。小さな瓶に小分けにして漬けると、瓶ごとに違う味付けを楽しむこともできます。
 毎年、高松をはじめ香川県内各地で、産地から講師の方にお越しいただき、らっきょう漬け方講習会を開催しています。簡単漬けを実演しながら教えていただくとともに、らっきょうを使った料理などを紹介していただきます。

 一年をかけて丹精込めて栽培された「ふくべ砂丘らっきょう」を、ぜひ漬けて、味わってください。

野菜3部 水井祐子

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