高松青果株式会社

2018 4

春馬鈴薯

【春馬鈴薯とは】
 4月の食材として紹介するのは、春馬鈴薯です。春馬鈴薯とは品種の名前ではなく、春に掘りたての状態で選果・出荷され市場に出回る物を指します。どの品種においても、食味は皮が薄く、みずみずしいという共通した特徴をもっています。各産地によって出荷時期は異なっており、2月から4月にかけては、鹿児島県より、4月から6月にかけては、長崎県より入荷しています。

【春馬鈴薯と沖永良部島】
 高松市場においては、2月に鹿児島県沖永良部島より、ゴールドいも、にしゆたか、デジマの出荷が始まります。沖永良部島は、九州本島より南へおよそ550km、沖縄本島から60kmに位置する島で、知名町と和泊町の2町からなっています。高松市場には、知名町より春馬鈴薯が入荷しており、担当者である私は、先月には現地に出向き出荷会議に参加してきたところです。春馬鈴薯の入っている箱には、春のささやきというキャッチコピーが書かれており、2月ではありますが、一足早い春を感じる事ができる商材となっています。

【沖永良部の春馬鈴薯が高松に到着するまで】
 沖永良部島の春馬鈴薯は、毎日JRコンテナで届いています。コンテナの輸送では、1日の船旅のあと、鹿児島港でJRに乗せかえ、4日ほどをかけて到着します。本年産は、1月から2月の低温の影響により、生育の遅れや、3月には雨による収穫作業の乱れなどがおこり、先月までは高値で推移していました。4月に入り、天候も安定し、気温も上昇したことから安定した入荷状況となっています。

【今後の状況】
 沖永良部島からは、4月下旬まで入荷する見込みです。生産者の声として、本年産については、品質も良く、食味もしっかりしたものができているとのことです。また、4月下旬から始まる長崎県産の春馬鈴薯も生育状況は良いとのことですので、こちらも召し上がってください。4月は春馬鈴薯だけではなく、徳島の春人参、長崎の新玉ねぎもスタートしていますので、この時期にしか味わえない春商材をつかって、カレーや肉じゃが等をお楽しみください。

野菜3部 佐藤 圭市

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