高松青果株式会社

2021 7

7月は香川県産の桃を紹介します。

【光センサーでおいしさをチェック】
 香川県内の桃の生産は、飯南地区(丸亀市綾歌町と飯山町)と、三豊市高瀬町が盛んです。JA香川県から出荷される 飯南の桃 と 高瀬の桃 は、最新鋭の光センサーで桃の糖度・硬度、果肉障害の有無を測定しています。出荷されるすべての桃を測定し、消費者のみなさんに安定した品質の桃を出荷しています。
 市内の果実専門店の社長にお話を伺いました。「糖度センサーで選果した桃は、自信をもってお客様におすすめできます。どんなに見た目がよい商品でも、最終的に評価されるのは味です。味に間違いがない商品は、失敗ができない贈り物を探しているお客様には、大変満足していただいています。」とのことです。

【次の品種にバトンタッチ】
 香川県産の桃は、早生品種が6月中旬頃からはじまります。
桃の1つの品種は1週間~2週間程度が旬です。出荷期間の6月中旬から7月下旬まで「はなよめ」→「日川白鳳」→「あかつき」→「なつおとめ」のように、品種がリレーされていきます。もし、1つの同じ品種ばかり作ると、作業が一気に重なってしまいます。ですから、各品種を少しずつ作って作業がずれるようにしています。

 今シーズンの桃は春が暖かかったため花が咲くのが早くなりました。生育は平年より1週間早く、8月に入ると香川県産の桃はほとんど流通しないでしょう。ぜひ7月中に香川県産の桃をご賞味ください。

営業部 三芳貴之

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