高松青果株式会社

2019 10

チンゲン菜

【中華の定番 チンゲン菜】
今月は、中華料理では定番の野菜、チンゲン菜を紹介します。香川県産に限らず、長野県産や群馬県産など、年間を通じてスーパーなどの量販店で見かけることのできるチンゲン菜は、なかなか旬を感じづらい野菜のひとつかもしれません。他のWebサイトでも紹介されている旬の時期とはズレがあるかもしれませんが、市場流通の多くなる4~6月と10~11月が旬であると言えます。ハウス栽培であれば季節の影響を受けにくく、当社も年間を通じて香川県産のハウス栽培のチンゲン菜を取り扱っています。香川県産の露地栽培のチンゲン菜も、これからの秋の深まりとともに出荷量が増えてきます。

【葉っぱの柔らかいチンゲン菜】
栽培の際に気をつけることを生産者の方に伺ったところ「小松菜などの他の菜っぱ野菜と基本的には変わらない、温度の変化や晴れの日の日数は当然気にしている」とのことでした。しかし、小松菜などに比べて葉っぱの柔らかいチンゲン菜は、虫食いの被害が発生しやすいので、虫対策には特に気を使うとのことでした。

【中華以外にこんな食べ方も】
先ほど紹介したように、チンゲン菜は葉っぱが柔らかいのも特徴のひとつです。生産者の方に食べ方についても伺うと「シンプルにかつお節を乗せたおひたしがおいしい」とのことで、私も自宅で食べてみましたが、葉っぱが柔らかく甘みもあっておいしくいただけました。また、すき焼きに白ネギなどの代わりに使ってもおいしいそうのなので、試してみてはいかがでしょうか。柔らかいだけでなく、灰汁も少ないので使いやすいチンゲン菜、これからが秋の旬の時期になります。ぜひご賞味ください。

野菜1部 田中大資

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