高松青果株式会社

2023 1

デコポン

始めに
「デコポン®」については、平成9年産より熊本果実連が所有する商標登録第2495156号に係る商標権「デコポン®」並びに第2495157号に係る商標権「DEKOPON®」について、熊本県果実連の使用許可を得て日園連と全国のかんきつ関係県連合会との間で使用許可をとった全国のJA18団体、品質基準や階級規格及出荷荷姿を取り決め出荷しています。香川県産は、JA香川県の検査基準に合格したものが、「デコポン®」で出荷されています。それ以外の物は、「デコポン®」では出荷出来ません。

特 徴
品種名は不知火(しらぬい)。清見、ポンカンを交配して誕生しました。不知火の中でも糖度13.0度 酸度1.0以下をクリアした全国のJA 18団体は、デコポンとして出荷しています。この頭の「ポコ」と盛り上がっている部分をセールスポイントとして命名されました。熊本県を中心に西日本で栽培されています。ハウス栽培は年内より、露地物は2月頃から4月下旬まで出荷されます。酸味が強いと甘さが感じられないこともあるので、収穫後 貯蔵しながら、酸味に気をつけながら出荷されています。

選び方
デコポンと言うだけあって、「でこ」のあるほうが見栄えはある意味良いです(ポンカンにデコがあったら下級品扱いされます)。「でこ」の大きさは味や品質に関係しません。また皮の色がより濃くなめらかなもの、手に持ってみて硬すぎず、重みのあるものを選んで下さい。今年は産地によって雪が多かったので、雪焼けが目立つかもしれませんが、味は大丈夫です。

食べ方 
剥きにくそうに見えますが、手で簡単に剥けます。種も少なく、薄皮(じょうのうまく)もかなり薄いので、そのまま食べても気になりません。薄皮が薄ければ薄いほど、甘みやコクが強いです。

保存方法
涼しいところで保存します。3月下旬から4月に入ると暖かくなるので、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保管してもよいでしょう。暑さに弱い品種で、甘さと酸味のバランスが崩れるおそれがあるため、早めに食べることをお勧めします。

営業部第5グループ 三芳

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