【レタス】

夏場の長野県の高原野菜を代表するレタスを紹介します。長野県では4月下旬から11月上旬までレタスの出荷がありますが、今回紹介する川上村のレタスは標高1000メートル以上の高原で栽培されており出荷は6月から始まります。今年は生育が良好で大玉中心の入荷となっています。
レタスの鮮度の見分け方としては、切り口が赤茶色のものよりは白っぽいものを選んでください。またずっしりと重みのあるものよりは、ふんわりとしたものの方が柔らかく美味しいです。使い方としては包丁で切るのではなく、必要な量だけ外からちぎって使うようにしてください。
おすすめの食べ方は、レタスチャーハンです。普段作るチャーハンに最後に一口大にちぎったレタスを加えて炒めます（2人分で4分の1個ぐらい）。炒め過ぎずレタスのシャキシャキ感が残るくらいにしましょう。味付けは個人の好みでいいと思います。レタスには夏場の食欲不振に対して効果があると言われています。食欲が無い時などは食べてみてください。
8月はやや入荷数量が減少する見込みですが、それでも毎日新鮮なレタスが長野県から市場に入荷しますので、ぜひご賞味ください。

営業部第2グループ　穴吹

【シャインマスカット】

7月に出荷が増え、8～9月に最盛期を迎えるぶどう「シャインマスカット」をご紹介します。2006年に品種登録された品種で、香川県でも県内全域で作られています。
シャインマスカットは甘味が強く、皮ごと食べられる品種です。種も無いので、手でちぎってそのまま、手間をかけずに簡単に食べられます。また、他の品種のぶどうと比べて、傷みにくい品種です。遠方への流通に耐えられる強さもあり、全国へのギフト発送はもちろん、海外への輸出にも向いています。ですから、私たち流通業者も、安心してギフト発送を行うことができます。
シャインマスカットといえば、逆三角形で大粒の房が特徴です。この美しい見た目は、生産者の技術にかかっています。ぶどうの栽培で大変な作業の１つに、ハサミを使って余分な粒を取り除く「摘粒」作業があります。これは、あらかじめ粒と粒の間に隙間をつくり、形を整えておく作業です。ぶどうの成長に合わせて何度も繰り返し行い、少しずつ形のバランスを取っていくことで美しいシャインマスカットに仕上がるのです。特に香川県産のシャインマスカットの評価は高く、全国でもトップレベルの品質を誇っています。それだけ技術レベルが高い生産者が多いのです。
シャインマスカットは9月ごろまで楽しむことができます。ぜひご賞味ください。

営業部第5グループ　村井