高松青果株式会社

2021 5

河内晩柑

 河内晩柑は、産地や出荷されている農協によって呼び方が変わる果実です。当社では、JAえひめ南味楽共撰より出荷されている「宇和ゴールド」を取り扱っています。他にも同じ愛媛県内では美生柑、美生ゴールドとも呼ばれており、熊本で栽培されたものは天草晩柑と言われています。

【雪での苦労】
 今年の河内晩柑は、出荷量が愛媛県内で3割減となっています。その原因は、1月からの雪が影響し、す上がりが出ているためです。河内晩柑は寒さに強い品種です。しかし、今年の雪は、寒さに強い河内晩柑でさえ出荷量が大幅に減少するという事態になりました。そんな中でも、当社としては安定した入荷ができるように、日々担当者が産地と話し合いを行っています。今年も皆様に安心、安全な河内晩柑をお届けできるようにしていきます。

 河内晩柑は、酸味と甘味のバランスが良く、さっぱりとしたクセの無い味が特徴です。皮は手で剝くことができますが、果汁が多く、手で剥くとべた付きやすいです。受け皿や手拭きを事前に用意しておくと安心です。おすすめの食べ方は、半分にカットし、スプーンで果肉と果汁を一緒に食べることです。
 そのまま食べてももちろん美味しいですが、これから気温も高くなってきますので、アイスやゼリーにアレンジするのもおすすめです。サラダ等に使用するのも良いと思います。今回はサラダにアレンジするレシピを1つ紹介します。

「河内晩柑と新玉ねぎのサラダ」

材料 2人分
・河内晩柑 半分
・プチトマト 6個
・サニーレタス 3~4枚
・新玉ねぎ 1/4個

① 河内晩柑の皮をむき適当な大きさにちぎる。ミニトマトは半分に切る。
② 玉ねぎを薄くスライスし、塩水で軽く揉む。
③ サニーレタスは食べやすい大きさに切る。
④  水を切ったサニーレタスと新玉ねぎを軽く混ぜながらフワッと盛り付け、河内晩柑をちりばめる。ミニトマトを均等に並べる。
⑤ ドレッシングはお好みで

新玉ねぎも旬の野菜なので、オススメの1品です。ぜひお召し上がりください。

果実部 村井詳

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