【香川が誇る、おせち料理には欠かせないもの】
香川県産の金時人参を紹介します。金時人参は「綾坂地区」、「三豊地区」で主に栽培されており、西洋人参に比べて鮮やかな赤色で細長く、甘くて柔らかいのが特徴です。おせち料理の煮しめや雑煮に使うことが多いので、年末が出荷のピークとなります。農協によると、香川県産が占める全国流通の割合は、約8割。12月の今、香川が誇る冬の味覚が旬を迎えています。

【令和4年度の生育状況について】
「今年の夏も暑かってこたえたわ」と生産者は口をそろえていました。年末の出荷を目指し、例年通り7月25日から種まきが始まりました。なんと当日は最高気温37℃の猛暑日！順調に作業を行うことはできたものの、高温・乾燥により、発芽のばらつきがみられました。8月も高温・乾燥が続きましたが、少量多潅水（※１）の実施により順調に生育しました。本年も11月上旬より出荷が始まっており、量販店にも品揃えされています。10月に入り適度な朝晩の冷え込みがあった事から、例年よりも色のりのよい品物をお買い求めいただけると思います。

※１　作物が必要とする量の水を、時間をかけながら回数を重ねて与える水やりの方法

【香川のソウルフード　うどんの具材にも】
ここ数年はコロナウイルスの影響で開催が延期となっている「坂出天狗マラソン大会」に、社内サークルの一員として参加させていただいた際には、ゴール後にうどんをいただきました。坂出名産の金時芋・金時人参が使われており、大変おいしかったです。おせち料理はもちろんのこと、普段の色々な料理にも、西洋人参ではなく今が旬の金時人参を使ってみてはいかがでしょうか？地産地消という言葉をよく聞きますが、ぜひ、自分の住む土地でできる食材に目を向けて、金時人参のきんぴらやステーキなど、いろいろなアレンジも楽しんでみて下さい。

営業部第３グループ　細川