2019年 6月
香川県産 胡瓜
【香川県産胡瓜】
6月の食材として紹介するのは、香川県産の「胡瓜」です。今では全国各地から出荷され1年中出回っていますが、夏が旬の野菜です。県産は4月から7月ごろまではハウス栽培、6月から11月ごろまでは露地栽培、また9月から2月ごろまではハウス栽培と、冬場の出荷はかなり少なくなりますが、ほぼ1年を通じて栽培されています。県内各地で栽培されており、これから秋にかけては露地物が売り場を占めるようになります。
【特徴】
品種など胡瓜自体に大きな違いはありませんが、香川県では比較的若採りする傾向があり、他県産より皮が薄くみずみずしいと言われています。他県産、特に大口の物は日持ちを良くさせるために皮の硬い物もあるようです。県産は早ければ収穫の翌日に店頭に並びますが、他県産は2、3日かかる場合もあり、新鮮さという点ではやはり地元香川県産です。
【おいしい胡瓜の見分け方とおすすめの食べ方】
鮮度の良いものは皮のトゲが立っているもの、また、手に取ってみてしなっとしていないものです。生産者におすすめの食べ方を聞いたところ、もろキュウや酢の物など定番の食べ方が多いようでした。そんな中でおすすめの食べ方をひとつ紹介すると、切った胡瓜に短冊切りにしたじゃこ天と、きざみのりを加えごま油であえて食べるとおいしいということを聞きました。ぜひお試しください。
これから旬を迎える香川県産の露地胡瓜、1年で一番おいしい時期になりますのでぜひお召し上がりください。
野菜1部 芝野 拓也