2024年 7月
小原紅早生
今月はハウスミカンの「小原紅早生」をご紹介いたします。
ハウスミカンはビニールハウスの中で水や温度をコントロールし、夏においしく育つよう最高の環境で栽培されます。
11月下旬からハウス内を20度以上に温め、春の環境を作ります。
12月下旬には花が咲きはじめるそうです。
そして夏の収穫に向けて、温度管理、摘果、水の量を制御することで濃厚で糖度の高いみかんを育てます。
実は、ハウスミカンの栽培は高松市西部地域が発祥の地なんですよ。
その後、全国へ広がっていきました。
「小原紅早生」は坂出市の小原幸晴さんによって発見されたため、この名がつきました。
日本一、紅(あか)いみかんとしてよく知られています。
ハウスで育った「小原紅早生」はお中元を中心としたギフト商品として大変人気があります。
特に仕上がりの良い、糖度12.5度以上のものは「さぬき紅」、11.5度以上は「金時紅」というブランド名が付き、濃厚な甘さとコクが楽しめます。
暑い夏のデザートとして、食べる前に冷蔵庫で冷やして食べるのもおすすめです。
また、「香川小原紅早生みかん」の名称で平成29年には県内で初めて、地理的表示(GI)保護制度に登録されました。
国から、地域と結びついた唯一無二の農産品であると認められた「小原紅早生」。
令和6年産のGIマーク付き「小原紅早生」の販売はスタートしたばかりです。
大切な方への夏のギフトに、ご家族との楽しいひとときに、どうぞご利用ください。
高松青果 営業部